血液検査(採血)

血液検査(採血)について

血液検査は、泌尿器科の病気や全身状態を評価するために行う重要な検査です。

当院では、必要に応じて採血を行い、外部検査機関へ提出して詳しく調べています。

尿検査や超音波検査だけではわからない、「炎症」、「腎機能」、「前立腺疾患」、「ホルモン(内分泌)異常」などを確認することができます。

血液検査はどんな時に行う?

例えば、以下のような症状や病気で行うことがあります。

  • 発熱を伴う尿路感染症
  • 血尿
  • 尿路結石
  • 前立腺肥大症
  • 前立腺がん検診(PSA検査)
  • LOH症候群(男性更年期)
  • 夜間頻尿
  • 腎機能障害
  • 性感染症検査

上記のように幅広い場面で行われます。

血液検査でわかること

炎症反応

CRPや白血球数を確認することで、感染症や炎症の程度を評価します。

腎盂腎炎、精巣上体炎や前立腺炎などで重要になります。

腎機能

クレアチニン(Cr)やeGFRを確認し、腎臓の働きを評価します。

水腎症や尿路閉塞、慢性腎臓病などで重要です。

PSA(前立腺特異抗原)

前立腺がんのスクリーニング・評価に用います。

前立腺がん検診でも広く行われています。

ホルモン検査

テストステロン値などを測定し、LOH症候群(男性更年期)の評価を行います。

必要に応じて、LH・FSH・プロラクチンなどを追加することがあります。

血糖・電解質

糖尿病や脱水、電解質異常などを確認します。

頻尿や夜間頻尿の原因評価でも重要になることがあります。

性感染症の採血検査について

性感染症では、採血で調べる病気もあります。

「梅毒」、「HIV」、「B型肝炎」、「C型肝炎」などを評価することがあります。

検査結果について

採血検査は外部検査機関へ提出するため、結果説明は後日となることがあります。

検査項目によって、結果が出るまでの日数は異なります。

採血時の注意点

検査内容によっては、「空腹での採血」や「午前中の採血」が必要になることがあります。

泌尿器科においては、テストステロン検査の際には午前中の測定が推奨されています。

まとめ

血液検査は、泌尿器科診療において重要な情報を得るための検査です。

当院では、症状や病気に応じて必要な採血を行い、外部検査機関と連携しながら詳しい評価を行っています。

気になる症状や健診異常がある場合は、お気軽にご相談ください。